V8 JavaScriptエンジン上に構築されたJavaScript実行環境であるNode.jsの開発チームは、最新バージョンとなる「Node.js 22」を4月24日(現地時間)にリリースした。
Node.js 22は、Node.js 21を置き換えるCurrentリリースであり、6カ月後に本番環境に対応し長期サポートが提供される、偶数のバージョン番号が使用されている。
Node.js 22では、V8 JavaScriptエンジンがバージョン12.4に更新されたほか、ESMグラフでrequire()が実験的に有効化された。将来的に同機能がデフォルトで有効化された際には、パッケージ作成者はCJSユーザーのサポートを維持しつつ、ESMのみのパッケージを公開できるようにすることで、エコシステムの段階的なESMへの移行を予定しているという。
そのほか、WebSocketクライアントの追加、node --watchの安定版への移行、ストリームにおけるデフォルトのhighWaterMark増加によるパフォーマンスの向上など、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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