チェコのJetBrainsは、Rustの統合開発環境(IDE)である「RustRover」の一般提供を、5月22日(現地時間)に開始した。あわせて、非営利用途の無料で利用可能な個人向けプランと商用の有料プランで構成される、新たなライセンスモデルが公開されている。
一般提供にあたって、価格を抑えるためにあまり使用されていなかった機能の一部は、本体から取り除かれた。ただし、取り除かれた機能のほとんどは、有料または無料のプラグインとして引き続き利用できるため、ニーズに合わせた機能調整が可能となっている。
なお、商用利用の場合は自営か企業に勤務しているかに関係なく、有料の商用ライセンスを購入する必要がある。また、RustRoverのユーザーとして定期的、直接または間接的な収入を得る活動は、すべて商用利用に含まれる。ただし、6月21日までに商用ライセンスを購入した場合は、年間サブスクリプションプランが1年間、50%オフになる。
そのほか、IntelliJ IDEA UltimateにはRustプラグインのサポートが無料で含まれるが、CLionでRustプラグインを使用するにはRustRoverの商用ライセンスを購入する必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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