JTPは、スタッフサービス・エンジニアリングに派遣エンジニアとして入社を予定している人に対する、ITスキル学習プラットフォーム「Learning Booster」の提供を6月3日に開始する。
スタッフサービスが展開する、技術者・ITエンジニアの人材総合サービスを行う「スタッフサービス・エンジニアリング」では、これまでもITエンジニアとしてキャリア形成を目指す常用型派遣エンジニアに対して、eラーニングや通信教育などを提供することでスキルアップ支援し、多様な就業ニーズに応えてきた。
しかしながら、入社予定者が自身のITスキルを客観的に把握するとともに、ITの現場で求められるスキルを理解した上で自主学習を行うことは困難であり、内定者に対する効率的かつ効果的なスキルアップ支援が課題となっている。
今回の「Learning Booster」導入によって、個々の派遣エンジニアが有するITスキルを可視化して、それぞれのレベルに適した学習環境を提供することが可能になり、内定者の「入社前から実際の業務につながるITスキルを学びたい」という思いに応えるとともに、入社後のキャリア形成にも寄り添うことによって、中長期的なスキルアップを支援する。
「Learning Booster」では、「アセスメント」「マイクロラーニング」「ライブ勉強会」「セルフラボ」という4つの学習機能を、単一のプラットフォーム上で展開している。ITアセスメントツール「LB-GAIT」によってITスキルをスコア化して、学習の目的や課題にあわせて用意された複数のキャリアパスの中から選べる知識習得型コンテンツや、さまざまなテーマに沿ったライブ勉強会で効率的にスキルを習得できる。また、疑似的に業務を体験可能な演習型コンテンツでは、就業先での業務に直結したシナリオに沿った学習を実現する。
さらに、「Learning Booster」での学習データに基づいて、生成AIを活用して「人物像」を描き出すことで、学習者の学習意欲やポテンシャルを見える化できる。「人物像」生成には、JTPが提供している「Third AI 生成AIソリューション」を用いる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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