解説
「DMARC」(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)は、電子メールのセキュリティ手法の1つです。
DMARCは、SPFとDKIMを組み合わせて、さらに機能を追加したものです。DMARCでは、ドメインのなりすましを検知した場合に、どのような処理をおこなうかといったポリシーを指定します。この設定には、「none」(何もしない)、「quarantine」(隔離する)、「reject」(拒否する)があります。
またDMARCでは、XMLのレポートを、指定したメールアドレスに送信します。このレポートを見ることで、どのような処理をおこなったのかなどの詳細な情報を確認できます。SPFやDKIMには、こうしたレポート機能はないため、DMARCを使うことで対策を取りやすくなります。
サンプル
今回はサンプルはありません。
フィードバックお待ちしております!
ご感想、解説してほしい用語、解説内容のアドバイスなどございましたら、FacebookやX(旧Twitter)などでお気軽に編集部までお寄せください。よろしくお願いいたします。