CAMELORSは、同社の運営するフリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN(ソクダン)」に掲載されている、実際のフリーランス・副業案件に基づいて作成した、2024年最新のフリーランス・副業における「PHPエンジニアの調査レポート」を、7月5日に発表した。
調査結果によれば、PHPエンジニアの年収は平均973万円で、プログラミング言語別の年収ランキングで10位にランクインしている。中央値は910万円で、月収換算では平均81万円、中央値は76万円だった。また、時給換算では平均4826円、中央値4514円となっている。
プログラミング言語別の案件数では、PHPは案件比率13.0%で2位にランクインした。月収面では81万円で、トップ10にランクインしたプログラミング言語の中では中程度ながら、JavaScriptよりも若干低い水準となっている。
PHPエンジニアの稼働日数に関するデータによれば、週に4〜5日働く人が51.7%を占めた。一方で、週3日以下の勤務形態を選択している人も48.3%に達している。特に、週2〜3日の稼働は47.5%と高い割合を示した。
PHPエンジニアのリモート可否をみると、「フルリモート(在宅OK)」が66.7%、「リモート可」が26.7%であわせて93.4%に達している。一方、「リモート不可」な案件は6.7%に留まった。
PHP案件の多い業界としては、「その他IT関連」(30.0%)がもっとも多く、以下「Web制作」(12.5%)、「Webマーケティング」「SaaS」「ベンダ」(いずれも7.5%)が続いている。
PHP案件の職種としては、「バックエンドエンジニア」(70.83%)が最多となり、「フロントエンドエンジニア」(12.5%)、「プロジェクトマネージャー」(10.83%)、「Webディレクター」(4.17%)がそれに続いた。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です