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セキュリティ対策の強化における最大の障壁、「従業員のセキュリティ意識の低さ」が最多に

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 AironWorksは、サイバーセキュリティを担当する業務に従事している10〜80代の男女を対象に実施した、セキュリティ脅威への認識に関する実態調査の結果を、7月17日に発表した。同調査は、5月8日〜13日の期間に行われ、362名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、直接的な被害に合わなかったものを含めた、過去5年間に直面したサイバーセキュリティの脅威を尋ねたところ(複数回答)、「ビジネスメール詐欺」(45.6%)がもっとも多く、「ランサムウェア攻撃」(45.0%)、「フィッシング詐欺」(42.3%)がそれに続いた。一方で、「不注意による情報漏洩」(27.9%)、「内部者による不正」(26.8%)といった、内部の人的ミスや不正に起因する脅威も上位に挙げられている。

 実際に被害が発生した、過去5年間に直面したサイバーセキュリティの脅威について尋ねた質問(複数回答)では、「ランサムウェア攻撃」(30.4%)が最多となり、「フィッシング詐欺」(30.1%)、「ビジネスメール詐欺」(29.8%)、「マルウェア感染」(25.7%)、「不注意による情報漏洩」(17.1%)、「取引先などのサプライチェーンを通じたサイバー攻撃」(16.9%)がそれに続いた。

 自身が直近で重大なリスクだと感じるサイバーセキュリティの脅威としては(複数回答)、「ランサムウェア攻撃」(56.0%)、「フィッシング詐欺」(46.6%)、「ビジネスメール詐欺」(44.8%)、「マルウェア感染」(44.8%)が上位を占めている。一方で、「不注意による情報漏洩」(30.8%)、「内部者による不正」(27.0%)といった回答も多くみられた。

 セキュリティ対策の強化における最大の障壁を尋ねたところ、「従業員のセキュリティ意識の低さ」(31.0%)がもっとも多く、以下「セキュリティ人材の不足」(24.4%)、「予算の不足」(14.1%)が続いている。

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