ベースマキナは、同社の提供するWebサービスの管理画面をはじめとした社内システムをローコードで開発できる「ベースマキナ」において、JavaScriptを用いて多様な業務フローの表現を可能にする「JavaScriptアクション」を、8月20日に正式公開している。
ベースマキナでは従来、複数の処理の連携や条件分岐といった臨機応変な業務フローに対応するための標準的な機能を用意しておらず、処理の予約実行、承認フローといった強みを最大限引き出せていなかった。
今回、正式公開されたJavaScriptアクションは、任意のJavaScriptをサーバー上で実行できる機能であり、ベースマキナ上でのSQLの実行やAPIコールといった別のアクションを呼び出す機能や、コード入力をサポートする機能を備えている。
JavaScriptアクションによって、たとえば新たな会員ユーザーを招待するオペレーションでは、
- ユーザーのレコードを作成後に招待通知を送付する
- ユーザーを取得するアクションを使って、ユーザー作成前にメールアドレスが重複していないか確認する
- for文を使って複数のユーザーをまとめて招待する
という処理が組めるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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