フリーランスへの転身時期、20代後半〜30代が最多に。4割超が自身で営業を行っていることが明らかに

　ベンドは、同社の運営する「スキルアップ研究所」が、フリーランスとして働いている人を対象に実施した、「フリーランス転身時の実務面の変化に関する実態調査」の結果を、8月22日に発表した。同調査は、6月20日〜26日の期間に行われ、200名から回答を得ている。

　調査対象者に、フリーランスへ転身した時期を尋ねたところ、「30代前半」（31.0％）がもっとも多く、「20代後半」（19.0％）、「30代後半」（19.5％）がそれに続いた。

　フリーランスへ転身したことによって、どれくらい年収が変化したかを尋ねた質問への回答を職種別でみると、エンジニア系では全体的に増収傾向が強く、50万円以上100万円未満の増加が25.6％と、年収分布が高い。その他の職種では、マーケティング系を除いて年収増加を達成した割合は半数以下に留まった。また、全体的に年収の増加および減少の額は広く分布する傾向にあり、フリーランスの収入が個人の影響力や契約内容によって大きく変動することがうかがえる。

　案件を獲得すべく、自身で営業を行っているかを尋ねたところ、自身で営業活動を「している」という回答が41.0％を占めた。現在は営業活動を行っていないものの、「今後自身で営業をする計画がある」という回答も35.0％に達している。