米Amazon Web Servicesと米Oracleは、新サービス「Oracle Database@AWS」の限定プレビューを、12月1日(現地時間)に開始した。
Oracle Database@AWSを利用することで、ユーザーはAWSデータセンタ内のOracle Cloud Infrastructure(OCI)が管理する、Exadataインフラストラクチャ上のOracle Database Servicesにアクセスできる。Oracle Real Application Clusters(RAC)ワークロードを含むOracle Databaseワークロードを、最小限の変更または変更なしで、AWS内のOracle Exadata Database Serviceへ簡単かつ迅速に移行可能になる。
あわせて、Oracle DatabaseとAWSサービス間の低レイテンシなネットワーク接続を使って、ミッションクリティカルなアプリケーションを最新化して、新たにインテリジェントアプリケーションを開発できる。Oracle Database@AWSなら、オンプレミス環境と同等の全機能とアーキテクチャの互換性、パフォーマンス、可用性を維持可能で、購入、管理、運用、共同サポートがOracleとAWS間にて統一されたエクスペリエンスで提供される。また、Oracle Database@AWSの使用は、既存のAWSコミットメントとOracleライセンス特典(BYOL:Bring Your Own Licenseや、Oracle Support Rewardsといった割引プログラムを含む)の対象となる。
Oracle Database@AWSの限定プレビューは、米国東部(バージニア北部)にて行われており、2025年には他のAWSリージョンでの提供開始も予定している。なお、利用開始にあたっては、AWS Marketplace経由でOracleにOracle Database@AWSのプライベートオファーをリクエストする必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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