Appleは、12月11日、iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS Sequoia 15.2をリリースし、Apple Intelligenceに新しい機能が追加されたことを発表した。これより、SiriからChatGPTが利用可能になった。
今回のアップデートで、SiriとWriting ToolsにChatGPTが統合され、ユーザーはアプリケーションを切り替えることなく高度な専門知識にアクセスできるようになった。統合されるのは、GPT-4o モデル。
Siriは複雑な質問などの特定のリクエストに対して、ChatGPTへのアクセスを提案し、回答を提供する。ChatGPT統合を有効にするかどうかは、ユーザーが選択できる。ChatGPTアカウントは必須ではなく、アカウントなしで利用する場合、OpenAIはリクエストを保存せず、モデル学習に使用されることはない。
また、Apple Intelligenceはオーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、英国向けにローカライズされた英語対応を実施。日本語を含む対応言語拡張も、4月以降のアップデートで予定されている。
その他、簡単に画像生成ができる「Image Playground」や絵文字作成機能「ジェン文字(Genmoji)」が新機能として追加された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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