システムインテグレータは、データベース開発ツール「SI Object Browser for SQL Server 25」の販売を2月18日に開始した。あわせて、「SI Object Browser for SQL Server」のサブスクリプションライセンス販売も開始している。
SI Object Browser for SQL Server 25では、接続(セッション)ごとに識別色を設定できる機能が追加され、ログイン時に識別色を設定することによって、接続後の各画面が設定した色で表示されるようになった。
また、データベースの負荷テスト機能が追加され、任意のセッションと実行するスクリプトを指定することで、同時実行によるデータベースのパフォーマンス負荷測定が可能になっている。
さらに、スクリプト実行画面のUIを改善して、実行処理速度を改善した。INSERT文10000件の速度では、従来バージョンでは30秒程度かかっていたところ、2秒程度で実行できるようになっている。
そのほか、レポート生成機能において従来のExcel形式に加えて、Excelマクロ形式で定義したレポートも生成可能になるとともに、データグリッドのカラム表示を日本語(コメント)に切り替える機能や、ロック情報画面へのセッション切断機能の追加、タスクバーのUI改善といった、さまざまな機能追加・改善が行われた。
あわせて開始されたサブスクリプションライセンス販売では、短期の開発案件で利用する場合、これまでの買い取り型ライセンスと比較して、コストを抑えて導入できるほか、契約期間中なら追加費用なしで最新のバージョンを利用可能となり、同一ライセンスでローカルPCと仮想マシン双方で使える、といったメリットがある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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