Google Cloudは、1月24日、企業向けChromeウェブストア「Chrome Web Store for Enterprise」を発表した。
Chrome Web Store for Enterpriseは、企業が従業員が使うChrome拡張機能を安全に制御し、可視化できるように設計された新機能。この新しいChromeウェブストアを利用することで、企業は以下のメリットを享受できる。
- 簡素化されたアクセス:従業員は、企業が事前に承認した拡張機能にランディングページから簡単にアクセスし、インストールできる。
- 強化されたセキュリティ:有害なアドオンや検証されていないアドオンを従業員がインストールするリスクを防ぐ。
- 生産性向上:効率的に業務を遂行するための、特定の拡張機能をチームに提供できる。
- カスタマイズ可能なインターフェース:管理者は組織ごとにChromeウェブストアのエクスペリエンスをカスタマイズして細かく制御できる。会社のロゴやお知らせ、許可リストに登録されたアイテムの新しいコレクションを追加することなどが可能。
- 透明性の向上:今年の前半のうちに、管理者は拡張機能の詳細ページでカスタムブロック メッセージを作成できるようになる予定。
また、IT部門などの管理者はChrome Enterprise Coreの「拡張機能使用状況レポート」を通じて、リスクスコアを確認しやすくなった。管理者はスコアの高い拡張機能を特定し、ブロックすることが可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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