バルテスは、2024年4月に施行された法改正を受けて、Webサイトやアプリケーションのアクセシビリティ対応、JIS規格への準拠を支援すべく、「ウェブアクセシビリティ検証」サービスの提供を3月12日に開始した。
同サービスでは、Webアクセシビリティの検証から改善・準拠宣言の対応までを支援可能となっている。

サイト内の調査では、Webサイト内を調査して問題点を把握し、調査結果をもとにアクセシビリティ改善の基準となる「対応範囲」「JIS X 8341-3:2016適合レベル」「対応度」を協議の上で決定する。
Webサイト改善では、調査結果と設定した基準に基づいてデザインを行うことによって、障がいを持つ人でも見やすいサイトデザインを作る。
アクセシビリティ試験では、JIS規格に基づいた評価シートを使用して、改善結果の診断(試験)を実施する。現状分析からデザイン・コーディングの改善、試験実施、適合レベルの宣言までを一貫して行う。
JIS準拠宣言では、Webアクセシビリティ試験結果をWebページに掲載・公開する。
同サービスの公開にあわせて、Webアクセシビリティの基礎知識や具体的な改善の流れ、法改正の背景、JIS規格への対応ポイントなどを解説する「ウェブアクセシビリティ改善ガイドブック」も公開している。

この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です