INSTANTROOMは、同社の運営するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け案件検索サイト「フリーランスボード」に掲載されている、Ruby求人案件に基づいてまとめた「Rubyエンジニア案件の調査レポート」を、5月12日に発表した。対象期間は2024年2月1日〜2025年5月12日で、対象件数は10055件。
同レポートによれば、Ruby案件の平均年収は、プログラミング言語別ランキングで3位となる966万円(平均月額単価は80.5万円)だった。

Ruby案件は市場全体の4.70%を占めており、プログラミング言語別の案件数ランキングでは7位にランクインしている。

Rubyフリーランス案件・求人のリモートワーク比率は、フルリモートが50%、一部リモートが43.5%、常駐が6.5%だった。

フレームワーク別でのRuby案件数は、Ruby on Railsが3488件で他を大きく引き離してもっとも多く、以下RSpec(180件)、Sinatra(3件)がそれに続き、これら上位3種類のフレームワークがRubyフレームワーク案件のほぼすべてを占めている。

Ruby案件のフレームワーク別での月額単価をみると、RSpecが86.5万円、Sinatraが84.7万円、Ruby on Railsが83.0万円の順となった。

Ruby案件の多い業界としては、「サービス」(5.30%/533件)が最多となり、以下「Webサービス」(5.27%/530件)、「EC」(2.74%/276件)、「SaaS」(1.81%/182件)、「通信」(1.41%/142件)が続いている。

Ruby案件の職種としては、「バックエンドエンジニア」(30.65%/3082件)がもっとも多く、「サーバサイドエンジニア」(25.58%/2572件)、「インフラエンジニア」(21.64%/2176件)がそれに続いた。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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