OpenAIは2025年6月11日、大規模言語モデル「o3」のAPI価格を80%引き下げ、新たに「o3-pro」のAPI提供を発表した。
We’re cutting the price of o3 by 80% and introducing o3-pro in the API, which uses even more compute.
— OpenAI Developers (@OpenAIDevs) June 10, 2025
o3:
Input: $2 / 1M tokens
Output: $8 / 1M tokens
Now in effect.
We optimized our inference stack that serves o3. Same exact model—just cheaper.https://t.co/LkObjZtg9s pic.twitter.com/CrzhChUYNx
o3のAPI利用料は入力1,000,000トークンあたり2ドル、出力1,000,000トークンあたり8ドルとなった。モデル自体は同一だが推論スタックを最適化することで安価な提供を実現している。
一方、新たに加わったo3-proは、入力1,000,000トークンあたり20ドル、出力1,000,000トークンあたり80ドルで利用できる。o3-proは従来のo1-proと比べておよそ87%安価で、OpenAIは長時間処理が必要な場合にはバックグラウンドモードの利用を推奨している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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