ソフトクリエイトは、サーバやネットワーク機器の脆弱性を診断して、適切な対応方法を提案する「SCSmart プラットフォーム診断」の提供を6月12日に開始した。
「SCSmart プラットフォーム診断」は、顧客のサーバやネットワーク機器の状態を診断して、OSやミドルウェア、ソフトウェアに潜む既知の脆弱性を洗い出すサービス。
リモート診断では、外部ネットワークを対象にインターネット経由の攻撃を想定して、セキュリティ侵害につながる脅威を特定する。オンサイト診断では、内部ネットワークのマルウェア感染や内部攻撃者による、脅威を想定した診断を行う。それぞれの診断に基づいて攻撃に対する防御力を総合的に評価することで、情報漏えいやシステム障害のリスクを未然に防ぐための具体的な提案を行っていく。

同サービスでは、1つのIPアドレスから診断が可能で、外部公開資産だけでなく内部サーバやネットワーク機器にも対応し、既知の脆弱性を網羅的に洗い出せる。診断結果報告書では、脆弱性の内容や判断理由、影響範囲、具体的な設定改善案まで詳細に案内し、要望に応じて設定変更やアップデートもサポートする。また、脆弱性対処後3か月以内のリモート再診断は、1回まで追加費用なしで利用可能なので、万が一対処が十分でなかった場合でも安心して利用できる。
診断プランの料金は、ソフトクリエイトの環境からリモート接続して、外部からアクセス可能なサーバやVPNを経由した仮想マシンなどを対象に診断を行うリモート診断が13万円から、顧客の内部ネットワークからアクセスできるサーバを対象に、顧客指定の場所で診断を実施するオンサイト診断が25万円から。
そのほか、報告会(Web会議)、診断結果から推奨される設定変更の代行および各種提案、関東圏外へのオンサイト対応なども、ニーズに応じて柔軟に実施する。
おもな利用対象は、以下のような課題を持っている企業・組織。
- 外部公開しているサーバやネットワーク機器に既知の脆弱性がないかを確認したい
- 社内のシステムを見直すタイミングでセキュリティリスクを洗い出したい
- 各種ガイドラインに準拠した定期的なセキュリティ診断を実施したい
- 最小限のIPアドレスから診断を実施したい
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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