Exa Enterprise AIは、同社の提供する法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」において、画像生成モデル「GPT image」の提供を6月17日に開始した。
GPT imageは、テキストによる簡単な指示を通じて高品質かつリアルな画像を迅速に生成できるモデルで、専門的な知識がなくても直感的な操作が可能で、マーケティング素材の作成、製品プロトタイプの可視化、デザイン案の迅速な検討といった、幅広い業務に利用できる。

製品やサービスを宣伝・販売するために、さまざまな資料やコンテンツに使用する高品質な挿絵やOGPを簡単に作成可能で、exaBase 生成AIが提供する機能の1つであるテンプレート機能の活用によって、自然言語で簡単にイラストを作れるため、業務の効率化につなげられる。
exaBase 生成AIのユーザーは、申し込みを行うことなくGPT imageを利用でき、画像ファイルの生成は1つの編集あたり3000文字換算となる。テキストのインプットやアウトプットの文字数も従量費として計算される。
exaBase 生成AIは、法人が生成AIを利用する上で課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮し、管理者側での利用状況の把握、禁止ワードの登録などに対応している。また、それぞれのユーザーが生成AIの利用でどの程度の生産性を向上させたのかを推定しており、画面からグラフ形式で確かめられる。さらに、生成AIの自社独自データでの活用も可能で、利用者や管理者が自社独自のファイルをアップロードした上で、その内容を基にして対話・生成が利用できる機能も用意している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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