オープンソースのLinuxディストリビューションである「Rocky Linux」の最新バージョンである「Rocky Linux 10.0」がリリースされた。
Rocky Linuxは、Red Hat Enterprise Linuxと互換性のあるオープンソースのディストリビューション。Rocky Linux 10.0では、x86-64-v2アーキテクチャのサポートが廃止され、x86-64-v3用にAMDとIntelの64ビット・アーキテクチャが必要となる。
また、Rocky Linux 10ではRISC-Vアーキテクチャのサポートが導入され、Rocky Linuxを実行できるハードウェアプラットフォームの範囲が拡大した。
ビルドはPeridotビルドシステムからではなく、Kojiから実行されるようになった。Peridot Twoは未完成のため、リスクと効率を鑑みて非採用となったが、将来的にはPeridot Twoへのスムーズなアップグレードパスが確保されるという。
変更点の詳細については、リリースノートから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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