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コンテンツ駆動Webサイトのためのフレームワーク「Astro 5.10」がリリース

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 コンテンツ駆動WebサイトのためのフレームワークであるAstroの開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 5.10」を6月19日(現地時間)にリリースした。

 Astro 5.10では、新機能としてライブコンテンツコレクションが実験的に導入されている。変更頻度の低いコンテンツやサイトの変更時に素早く簡単に再構築が可能な場合に適したビルドタイムコンテンツコレクションに対して、頻繁に変更されるデータやユーザーに合わせてパーソナライズする必要のあるデータに対しては、ライブコンテンツコレクションがリクエストごとに最新のデータを取得することによって、両者のギャップを埋める。

 ライブコンテンツコレクションでは、実行時にデータを取得するライブローダを使用し、ユーザーがページにアクセスした際に実行されるので、常に最新のデータを取得できる。

 あわせて、Astoroにおけるレスポンシブ画像機能が安定版となり、本番環境での使用が可能になった。レスポンシブ画像では、最適化されたsrcsetとsizes属性を自動生成することで、あらゆる画面サイズで高速に画像が読み込まれ、美しく表示するために必要なスタイルを生成する。

 さらに、バージョン5.9で実験的にサポートされたコンテンツセキュリティポリシー(CSP)のメタタグが、コミュニティからのフィードバックによって改善され、静的ページを含むCSPヘッダの生成がサポートされるようになった。

 なお、オンデマンドでレンダリングされるページでは、メタタグではなくCSPのレスポンスヘッダが送信されるようになり、Chromeにおけるパフォーマンスが向上するとともに、メタタグではサポートされていないreport-uriやframe-ancestorsといったディレクティブも利用できるようになった。

 また、@astrojs/cloudflareアダプタが使用するエントリポイントファイルのカスタマイズが可能になり、Cloudflare Workersの設定を完全に制御できるようになった。

 そのほかAstro 5.10では、数多くのバグ修正が行われている。

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