ベネッセコーポレーションは、社会人向けのオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy」の日本国内10年分の学習データを分析し、学習トピックの変遷などをまとめてレポートを公開した。
人気の学習トピックの推移では、2015年のサービス展開当初からPythonやJavaといったプログラミング言語やWeb開発スキルが人気の学習領域であることが伺える。2019年からはAWSが台頭し、2023年以降は生成AIを中心としてAI分野も急成長している。

また、Udemy内で直近検索数を伸ばしているワードとしては、生成AI関連が大部分を占めている。特に「AIエージェント」の領域は講座の受講数も増えており、資格についてもAIの基礎的な知識を問うものとして「G検定」やマイクロソフト認定資格の「Azure AI Fundamentals」の検索数が伸長している。

同社は、2025年上半期に注目される学習領域として、AIエージェント領域で重要なオープンプロトコルである「MCP」を挙げる。また、エンジニアのコーディング支援を担う「Cursor」、保有情報の整理を支援する「NotebookLM」といった特定タスクに特化した対話型AIの生成AI領域も学習需要が拡大すると考えられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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