さくらインターネットは7月24日、「さくらのクラウド」マーケットプレイスで仮想アプライアンス型WAF(Web Application Firewall)サービス「AIWAF-VE for さくらのクラウド」を7月31日より提供開始すると発表した。本サービスはモニタラップが開発したWAF製品を、「さくらのクラウド」環境向けに最適化し、グループ会社のアイティーエムが提供するものである。
「AIWAF-VE for さくらのクラウド」は標準的なウェブアプリケーションへの攻撃だけでなく、API保護、L7 DDoS攻撃、有害ボット対策にも対応している。モニタラップ独自のプロキシエンジンにより、ウェブサーバーやAPIサーバーをさまざまな脅威から保護できる。さらにマシンラーニングを応用したプロファイリング機能によって、Web LLM攻撃への対応力も備える。
設計面では、高度な設定やポリシー管理も可能なため、セキュリティ要件の高い環境やマネージドサービス事業者にも適している。導入方法はクラウドのパブリックアーカイブからOSを選択し仮想サーバーを作成するだけと容易である。また、CPUコア数に応じたライセンス方式により、柔軟な運用が可能となっている。料金は2コアで月額77,000円(税込)からとなっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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