フォルダやブラウザだけで変換作業が完結? 実際の活用方法
Acrobat Services APIを活用することで、どのような業務効率化が可能か。笹木氏は二つの活用事例を紹介した。
一つは、文書などのファイルをフォルダに入れるだけで変換処理される仕組み。Share PointやOne Driveの特定のフォルダに入れるだけで、PDF変換やパスワードの設定が自動的に実行される仕組みを構築できる。
もう一つは、ブラウザ上でファイル変換を完結する仕組み。ブラウザ上でファイルを指定し、「パスワードをかける」といった処理を選ぶと、自動的にスクリプトを呼び出して処理を実行する仕組みも作ることができる。社内イントラなどのページに組み込めば、従業員が選んだ処理をイントラ上で完結することが可能だ。
Acrobat Services APIを使ってこういった仕組みを構築することで、社内のちょっとした文書の編集作業を効率化することができる。
豊富なサンプルスクリプトで、初心者でも始めやすいAcrobat Services API。今回はスクリプトで処理を行う例が紹介されたが、マイクロソフトのRPA「Power Automate」でも処理を実行できるという。「こちらはノーコードなので誰でも使いやすいのでは」と笹木氏。
最後に笹木氏は「Acrobat Services APIは便利で簡単に利用できる。現在、トライアルで月500回まで無償で利用できるので、個人でも費用を気にせずに試してもらえたら」という、お得な情報をシェアし、セッションを締めくくった。
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