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19名の日本IBMエバンジェリスト+αによる話題の技術セミナー(AD)

最新技術動向はこのセミナーでチェック、「渋谷テクニカルナイト」のまとめ

19名の日本IBMエバンジェリスト+αによる話題の技術セミナー 3

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今後の「渋谷テクニカルナイト」について

 これまでのセミナーの評価には、「時間のせいもあると思うが、内容が浅くなりがちだった」「期待したほどではなかった」「内容がやや冗長だった」「より実践的なセミナーを希望したい」「もっとテクニカルな内容でも良い」といったご意見もいただいております。今後のセミナーに反映して、より充実した内容を目指していきたいと思います。

 また、開催して欲しいセミナーの内容では、SaaS、SOA、BPM関連、OSS関連、Gridコンピューティング、クラウド・コンピューティング、マーケティング、ハンズオン、Webサービス、セマンティックWebなどが挙がりました。さらに、「今回受講した内容の続編も開催して欲しい」「定期的に最新技術や動向を知りたい」といった要望もありました。このようなニーズにも、可能な限り対応していきたいと思います。

 なお、開催日時については「参加しやすく、ちょうどよい時間帯」と評価いただいてる一方で、「遠隔地でもリアルタイムに受講したい」「デモを大画面で見たい」「情報交換を行う時間も欲しい」といった声もいただいています。

 それでは、今後の「渋谷テクニカルナイト」のスケジュールを紹介しましょう。詳細は該当URLを参照してください。

第11回 「あらゆるビジネスデータをマッシュアップ - Enterprise 2.0は新しい局面へ」:中林紀彦氏(6月20日)

 “Web 2.0”という言葉で総称されるインターネット関連の新しいサービスや技術を企業の中でも積極的に利用していくという、“Enperprise 2.0”という動きが出てきて数年、企業内ブログや SNS などを活用して成果を上げている企業も増えつつあります。このセッションでは、Enterprise 2.0 の新しいソリューションである、企業内のあらゆるデータを“マッシュアップ”するという、IBM が提供するエンタープライズ・マッシュアップのソリューション“IBM Mashup Center”を 7月7日の DB2 Star Festival に先がけて紹介します。

第12回 「SOA プロジェクトでのモデリング技法詳解 ~現実の SOA プロジェクトでの上流工程を成功させるために~」:石井旬氏、「SOA実装設計 ~SOAインフラの下流の設計方法論~」:根本和郎氏(7月4日)

「SOA プロジェクトでのモデリング技法詳解」

 IBM では、ビジネスプロセスモデリングの分野は「BPM Methodology Framework」、サービスモデリングは「SOMA (Service-Oriented Modeling and Architecture) 」というものをご提供しています。SOA プロジェクトの現場の上流工程では、これらのメソドロジーに書かれているエッセンスを理解し、そのまま使うのではなく、お客様やプロジェクトの環境に合わせてカスタマイズすることが非常に重要になります。ビジネスプロセスモデリング、サービスモデリングの 2 つの分野のメソドロジーとそのエッセンスについて、またその活用のポイントや事例について、現場でSOAの上流工程を高い品質で実行するために必要な情報をお伝えします。

「SOA実装設計」

 SOA 設計において、サービス抽出が完了した後、何を設計項目としてインフラ構成を検討するべきか、WS-ReliablieMessaging、システムの停止方法、処理の順序性問題、負荷テストの実施方法、再送信の考え方、例外処理の考え方、などの詳細設計項目の実装ポイントについて解説します。

第13回 「可能性を拡げるテキストマイニング ~適用事例から先端研究動向まで~」:那須川哲哉氏(7月11日)

 テキストマイニングという言葉がメディアで取り上げられるようになって約 10 年経ちましたが、その本質は未だによく理解されていないように感じます。従来の人手のみによるテキスト分析の拡張としてテキストマイニングを捉えると、手間がかかる割には何の成果も得られないという残念な結果に終わる危険性があります。このセミナーでは、テキストマイニングが従来の人手のみによるテキスト分析とどう違うのかを数十万件規模の実データによるデモで紹介したうえで、具体的な活用事例や最近の研究動向などを踏まえて、テキストマイニング (TAKMI) の可能性を示したいと考えています。

第14回 「米持先進技塾: リッチな Web アプリケーションをど~じょ - Dojo ツールキットの使い方」:米持幸寿氏(7月18日)

 第二次ブラウザ戦争と言われる昨今、Web ブラウザで実行する JavaScript アプリケーションの時代がきています。手作りで DHTML や JavaScript を記述するのは楽しいですが、ライブラリを再利用してこそプロフェッショナルと言えます。

 Dojo ツールキットは IBM が正式承認しているフルファンクションの DHTML ライブラリです。Dojo ツールキットを使えば、ドラッグ&ドロップやアニメーションなどの複雑な動作や、タブ、ツリー、表などのリッチな部品を使った画面を効率よく開発できます。Dojo ツールキットを使ってリッチな Web アプリケーションを開発する方法を紹介します。

第15回 「CouchDB で始める Web 時代のデータベースとの付き合い方 - Time to relax!!」:佐々木庸平氏(8月1日)

 Ajax やサーバーサイド・スクリプティングの台頭、DI/AOP など Java の軟化などに伴い、三層アーキテクチャの境界は不明瞭になりつつあります。それに伴い、データベースにも新しい試みが見られるようになっています。

 Apache CouchDB は、データベースを Web で実現する、RESTful API を備えたドキュメント指向 (Non-Relational) データベースであり、Erlang エンジン、MapReduce によるクエリなど多彩な先進テクノロジーを含んだ実装です。今回のセミナーでは、社内プロトタイプで試用した経験を元に、Apache CouchDB の概要から実装の詳細までを紹介します。

第16回 「新しいメインフレームの世界 ~マルチコア、ハイブリッド、クラウド・コンピューティングの視点から」:中谷登志男氏(8月29日)

 IBM リサーチで毎年作成している「グローバル・テクノロジー・アウトルック(GTO)」の最新版をもとに、今後 5~7年以内に大きなインパクトをもたらす可能性のある重要な技術エリアについて概説します。そして、それらの背景のもとに、「マルチコア」「ハイブリッド」「クラウド・コンピューティング」の三つの視点から、これからの新しいメインフレームの世界について解説します。

 「マルチコア」の視点では、System z10 と Cell の 2つのプロセッサー・チップを取り上げ、マルチコア・コンピューティングにおけるチップ設計の異なるデザイン・ポイントについて、「ハイブリッド」の視点では、メインフレームと Cell の両方の長所を生かしたハイブリッド・コンピューティングにより広がる新しいアプリケーションの世界について、「クラウド・コンピューティング」の視点では、その背景とメインフレームがいかにクラウド・コンピューティングに適しているかについてお話します。

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この記事の著者

吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/2643 2008/09/05 11:25

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