エクセルソフトは、並列デバッガー「TotalView Debugger」を拡張し、プログラムの実行履歴を記録して後方ステップ実行を可能にする「ReplayEngine」を、5日から販売開始する。
エクセルソフトは、マルチスレッド・マルチプロセッサアプリケーション向けデバッグツール「TotalView Debugger」(開発:TotalView Technologies社)を拡張し、プログラムの実行履歴を記録して後方ステップ実行を可能にする「ReplayEngine」を、5日から販売開始する。
プログラムのエラー、クラッシュからその原因までの実行結果を遡ることができるので、複数のブレークポイントを設定してプログラム実行を繰り返す煩わしさから解放され、コードのトラブルシューティングに費やす時間を削減できる。
プラットフォームはLinux x86およびLinux x86-64、開発言語はC、C++、Fortran、Assemblyに対応している。TotalView Debuggerへの統合は8.6以降が対象。価格はTotalView ReplayEngine Teamライセンスに基づき、プロセス数によって変動するため、同社へ問い合わせる必要がある。
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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