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改良されたコンパイラ基盤「LLVM 2.5」がリリース

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2009/03/05 11:27

 プログラミング言語からもプラットフォームからも独立したバーチャルマシンによるコンパイラ基盤「LLVM(Low Level Virtual Machine)」バージョン2.5が、3月2日にリリースされた。LLVMは、JITやオプティマイザでモダンなコンパイルテクノロジーを実装し、GCCに代わるコンパイラとなるのではないかと注目されている。

 UIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)を中心に開発されているコンパイラ基盤「LLVM(Low Level Virtual Machine)」バージョン2.5が、3月2日にリリースされた。2008年11月の2.4以来のバージョンアップだ。

 リリースノートおよびアナウンスによると、主な改良は以下の通り。

  • XCoreバックエンド
  • llvm-gccのGNU Fortranフロントエンドサポート
  • WindowsでのビルドにCMakeを使用
  • ユニットテストにGoogle Testを使用
  • ネイティブコードジェネレーターで多倍長整数をサポート
  • bisonを使用しないのでWindowsでビルドしやすくなった
  • 整数演算のオーバーフローに関連するサポート
  • 新しいドキュメント「Writing an LLVM Compiler Backend

 そのほか、Objective-Cサポートが改良(ガベージコレクションなど)されたClang(LLVMネイティブなフロントエンド)や、VMkit(Java VMおよび.NETサポート)など外部プロジェクトも多数の改良がされている。

 LLVMは、プログラミング言語からもプラットフォームからも独立したバーチャルマシンによるコンパイラ基盤。JITやオプティマイザでモダンなコンパイルテクノロジーを実装し、GCCに代わるコンパイラとなるのではないかと注目されている。

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