ノルウェーのOpera Softwareは1日、Webブラウザ「Opera 10.00」をリリースした。新しいレンダリングエンジン「Opera Presto 2.2」を採用して速度面が向上したほか、タブやスピードダイヤルなどインターフェース面も改良されている。
ノルウェーのOpera Softwareは1日、Webブラウザ「Opera 10.00」をリリースした。公式サイトよりダウンロードできる。
Opera 10は昨年12月にアルファ版が開始されており、9か月で正式リリースとなった。新しいレンダリングエンジン「Opera Presto 2.2」を採用して速度面が向上したほか、インターフェース面も改良され、シンプルな外観にブラウジングを快適にする機能を詰め込んだ最新のモダンブラウザとなっている。
Presto 2.2では、Gmailのようなリソースを多用するWebアプリケーションでも高速に動作するよう調整され、またAcid3テストで100点をスコアするなどWeb標準への準拠を高めている。インターフェースでは、スタートページによく利用するサイトを登録する「スピードダイヤル」や、タブにマウスを合わせた際のサムネイル表示などが導入された。
ほかにも、IMAPをサポートしたメールクライアント機能や、複数のOperaでブックマークやスピードダイヤルを同期する「Opera Link」機能を搭載。一方で、Webサーバ機能「Opera Unite」の統合は見送られた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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