DataPagerコントロール
DataPagerコントロールはDataGridコントロールやListBoxコントロールなどの一覧を表示するようなコントロールに、直感的なデータページングを提供するコントロールです。
早速サンプルコードを見ていきましょう。
[リスト7]はリストボックスに表示する内容を、DataPagerコントロールを使ってページングするためのXAML側のコードです。
<UserControl
xmlns:data="clr-namespace:System.Windows.Controls;assembly=System.Windows.Controls.Data"
xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
x:Class="CodeZine2.DataPagerSample">
<Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
<StackPanel>
<ListBox x:Name="newControls" />
<data:DataPager x:Name="newControlsDataPager"
PageSize="5"
AutoEllipsis="True"
NumericButtonCount="4"
DisplayMode="FirstLastPreviousNextNumeric"/>
</StackPanel>
</Grid>
</UserControl>
設定しているプロパティーの説明は実行した画面を見ながら行いますので、まずは先にロジック側も確認してしまいましょう。[リスト8]は[リスト7]のDataPagerコントロールとListBoxコントロールに配列をバインドしているコードです。データソースのコレクションはAutoCompleteBoxのサンプルでも使ったGetItemSourceメソッドから供給してもらっています。
public DataPagerSample()
{
InitializeComponent();
var itemListView = new PagedCollectionView(GetItemSource());
newControls.ItemsSource = itemListView;
newControlsDataPager.Source = itemListView;
}
初期化コードで注目する点は2点です。
データソースをPagedCollectionViewでラップしている点と、同じデータソースをListItemコントロールとDataPagerコントロールにバインドしている点です。
DataPagerコントロールは、IEnumerable型のコレクションであればどんなコレクションでもバインドすることができますが、実際に最初のページを表示、次のページを表示、指定されたページを表示といったページングの機能を利用するためには、IPagedCollectionViewインターフェイスを実装したクラスをデータソースに与える必要があります。
PagedCollectionViewクラスはIPagedCollectionViewインターフェイスを実装したクラスで、IEnumerableインターフェイスのコレクション(今回の場合GetItemSourceメソッドの結果)をページングに適したコレクションに変換します。
このコードを実行すると[図5]のような画面が表示されます。
![[図5] DataPagerの実行結果](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/4513/DataPager1.gif)
ListBoxに表示するアイテム数やページャー自体の表示方法は、DataPagerコントロールのプロパティーで変更が可能です。今回のサンプルでは[リスト7]で[図6]の設定を行っています。
![[図6] [リスト7]の設定内容](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/4513/slide02.gif)
DisplayModeには6つの表示モードがあり、最初と最後のアイテムへのリンクを表示しないとか、表示するページを直接入力するといった表示の切り替えが可能です。MSDNの「DisplayModeプロパティー」のページには、各DisplayModeを設定すると、どのように表示が変わるのかといったサンプルが画像入りで掲載されています。
詳しいDataPagerコントロールの使い方は、MSDNの「DataPagerコントロール」を参照してください。
まとめ
Silverlight 3で追加されたコントロールの簡単な使い方を紹介してきました。今回はコントロールの簡単な使い方のみなので表示された結果が若干さびしい感じはしますが、テンプレートやスタイルといった機能を利用することで見栄えのよいコントロールを簡単に作成することができます。
