はじめに
本連載では、Web標準のメリットを最大限に生かすことをテーマに、仕様書には書かれていない部分を中心に取り上げ、実際のWeb制作現場で起こり得る問題について、解決の糸口をたらしていきたいと思います。
連載第5回目となる今回は、「印刷用ページの作り方」について扱います。印刷時にレイアウトが崩れるといった問題や、不要なものまで印刷されるといった問題。皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか? このような印刷時に起こりがちな問題を回避するための基本的な考え方と制作方法を紹介していきます。
対象読者
- XHTMLとCSSの基本を理解している方。
- Web標準サイトの実践的な作り方に興味のある方。
必要な環境
- (X)HTMLやCSSを記述するエディタと、それを確認するブラウザがあれば、特別な環境は必要ありませんが、CSSをよくサポートした最新版のブラウザがあれば望ましいです。