Apacheプロジェクトは8日(現地時間)、ソフトウェアビルドツール「Apache Ant 1.8」をリリースした。
今回のバージョン1.8では、ターゲットのみで定義されるようなレキシカルスコープのローカルプロパティを導入。<import>では、<javaresource>を含む任意のファイルや、URLで提供されたリソースのインポートが可能となっている。
ディレクトリスキャンでも、シンボリックリンクの周回などのさまざまな改良が加えられた。スキャンパフォーマンスの向上により、大規模なディレクトリツリーなどでは性能が劇的に改善されるとのこと。
さらに、Antプロパティの展開アルゴリズムの拡張手法が、開発者にとってより容易に強力なものとなるよう書き直されている。また、新しいトップレベル要素の拡張ポイントにより、カスタムターゲットがより簡単に拡張されるファイルをビルドできるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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