ファイルメーカーは7日、データベースソフトウェアの最新版「FileMaker Pro 11」を始めとする、FileMaker 11シリーズの4製品を販売開始した。
今回のバージョンでは、新たにグラフ作成機能を追加。垂直棒グラフ、水平棒グラフ、面グラフ、線グラフ、円グラフという5種類の異なる形式を用いて、新規/既存のレイアウトの中でデータを可視化できる。作成したグラフはFileMaker ProのインスタントWeb公開機能を使い、Web上に公開することも可能。
また、小計やピボットテーブルに似た総計を使い、スプレッドシートのような形式でクイックレポートも作成できる。ほかにも、レイアウト上の全フィールドに対するクイック検索や、オブジェクトとプロパティを1か所でまとめて編集できるインスペクタ機能などが追加され、データベースの構築や利用もより簡単になった。これらの機能により、作業スピードや生産性をさらに向上させることが可能となる。
価格は、FileMaker Pro 11が38,000円、 FileMaker Pro 11 Advancedが58,000円、FileMaker Server 11が128,000円、FileMaker Server 11 Advancedが380,000円(すべて税別)。
また、上記の4製品のアップグレード版も同時に発売され、対象製品を使用するユーザーはフルバージョン価格の40%引きで購入できる。なお、シリーズ発売を記念して期間限定キャンペーンなども実施されている。商品やキャンペーンの詳細、購入については、公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・FileMaker Pro 11
・FileMaker Pro 11 Advanced
・FileMaker Server 11
・FileMaker Server 11 Advanced
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