テクマトリックスは1日、米Parasoft Corporation社が開発した「Parasoft Concerto(以降、Concerto)」日本語版の販売を開始した。第1弾として、Concertoのレポート機能を担う「Concerto Report Center」が発売された。
テクマトリックスは1日、米Parasoft Corporation社が開発した「Parasoft Concerto Report Center」日本語版の販売を開始した。
「Parasoft Concerto(以降、Concerto)」は、ソフトウェア開発ライフサイクル全般を通して、開発の進捗と品質管理を支援するソフトウェア開発管理プラットフォーム。Policy Center、Process Center、Project Center、Test Center、Report Centerの5つの製品で構成されている。Parasoftツールだけに限らず、オープンソースのツールを含めたさまざまなツールと統合できるので、既存の開発環境にConcertoを導入することで、これらのツールとシームレスに連携できる。
今回、Concertoを構成する5つの製品から第1弾として発売されたConcerto Report Centerは、Concertoのレポート機能を担っている。Parasoftのツールや、サードパーティまたはオープンソースの構成管理ツール、バグトラッキングツールなどの各種開発ツールと連携して、収集した情報を時系列に可視化し、プロジェクトの進捗状況やソフトウェア品質を管理・分析するために必要な情報をレポートできる。
Concerto Report CenterはWebアプリケーションのため、複数の開発現場での並行開発や分散開発でも、インターネットを経由してリアルタイムのレポート参照が可能。また、開発者やマネージャといった権限ごとにダッシュボードが用意されており、プロジェクト内のそれぞれの役割に応じて必要となる情報を取得できる。
動作環境は、Windows 2000/2003/XP/Vista/7、Linux、Solaris。価格は、1年間のライセンスが1,000,000円となっている(税別)。第2弾には、要求とタスクの定義と進捗管理を行う「Project Center」の発売を予定しており、そのほかの3つの製品も順次発売される予定だ。製品の詳細は公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・Concerto -ソフトウェアライフサイクル品質管理ツール-
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