インフラジスティックスは2日、.NET Framework向けのリッチなUIコンポーネント製品群の最新版「NetAdvantage for .NET 2010 Volume 3」をリリースすると共に、製品ラインアップを一新した。
今回から用途ごとに「Windows Form」「ASP.NET」「WPF」「Silverlight」「WPF向けデータ視覚化」「Silverlight向けデータ視覚化」と6つに分け、シンプルな形で単体製品が提供されるようになった。またパッケージ版として、データ視覚化を除いた4製品をセットにした「NetAdvantage for .NET」、全てを包括した「NetAdvantage Ultimate(アルティメット)」が提供される。
今回のバージョンアップでは新機能として、Office 2010形式のスタイルサポート(全プラットフォーム)、複数人の並列表示も行えるスケジュール機能「xamSchedule」の追加(WPF/Silverlight)、「xamBarcode」でのQRコードサポート、AJAXコントロールのパフォーマンス最適化などが行われた。
ライセンス形態は使用する開発者数に応じた開発者ライセンスで、配布や実行に伴うライセンスは不要。サブスクリプションの有効期間中は無償で最新版にバージョンアップできる。すべてのソースコードが公開されている点も特長的。
価格は単体製品がいずれも99,750円、プライオリティサポート付きが152,250円。NetAdvantage for .NETが155,400円、プライオリティサポート付きが207,900円。NetAdvantage Ultimateが231,000円、プライオリティサポート付きが283,500円(全て税込、通常サポート含む)。
なお、2011年には帳票作成ツール「NetAdvantage Reporting」、モバイルプラットフォーム向けの「NetAdvantage for Mobile」、ASP.NET MVCおよびPHP向けの「NetAdvantage for Web Developer」の3製品のリリースを予定しており、NetAdvantage Ultimateの包括対象にも含まれる予定だとしている。
【関連リンク】
・NetAdvantage(日本語版)製品ラインアップ
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