ユーザーローカルは、スマートフォンやタブレット端末からのアクセスを詳細かつリアルタイムに分析可能な、無料のアクセス解析ツール「User Localスマートフォン解析」(仮称)を、26日にリリースした。
「User Localスマートフォン解析」は、2007年から提供している地図表示付きアクセス解析ツール「なかのひと」、および2010年から提供している携帯アクセス解析サービス「うごくひと2」の次期バージョンにあたり、機能を大幅に向上している。すでに「うごくひと2」「なかのひと」を利用している場合は、「User Localスマートフォン解析」へデータを引き継げる。
解析対象となるのは、スマートフォンサイト、iモードなど従来の携帯電話向けサイト、PC向けサイトで、個人サイトでも法人サイトでも利用できる。ページビューや訪問者数、ユニークユーザーをはじめ、どんな端末が人気か、OSはどのバージョンを使っているかなどの計測が可能となっている。他のアクセス解析ツールではできない、iPhone 5とiPhone 4S/4、iPhone 3GSの比率の分析にも対応する。
ページビューや訪問者数、ユニークユーザーをリアルタイムでカウントし、アクセスがあった瞬間に、どのブラウザから、どんなユーザーが、どのページを見ているかを測定する「足あと」機能を備えている。
ほかにも、アクセス元の企業や学校の名前を地図上に表示することが可能で、アクセス元のドメインや端末の種類から、サイト訪問者の業界分布、都道府県別の割合、おおよその年齢層や男女比など、どんな人がサイトにアクセスしているかを推定する「ユーザー属性解析」機能を搭載する。
利用料金は無料で、公式サイトでのユーザー登録時に発行される解析用HTMLタグを解析対象のサイトに埋め込めば、管理画面からアクセス解析結果を閲覧できる。
【関連リンク】
・ユーザーローカル
・「User Localスマートフォン解析」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です