日本セーフネットは、ソフトウェアライセンシングソリューション製品の最新版「Sentinel License Development Kit(LDK)7.0」を、11日に発売した。
「Sentinel LDK 7.0」は、新たに「AppOnChip」機能を搭載し、Sentinelハードウェアキーをソフトウェアに統合する処理を完全に自動化する。特定のプログラムコードをハードウェアキーで実行させ、キーがない状態ではアプリケーションを実行できなくなる。
なお、キー本体にアプリケーションコードを格納する必要はなく、「Sentinel Envelope」によるファイル暗号化、コードの難読化、デバッグ防止機能に、新たに「AppOnChip」機能が加わり、堅牢な知的財産保護機能がさらに強化され、市販ソフトウェアの不正使用を未然に防ぐ。
「AppOnChip」は、容易に導入が可能で、ソースコードを変更する必要もない。「AppOnChip」の導入によって、プログラム実行時にアプリケーションを検証し、どの機能にコードブロックがかかっているかを特定し、保護されたブロックの暗号化やデジタル署名を実行する。
アプリケーションのバージョン追跡は不要で、アプリケーションをバージョンアップする際にもキーのアップグレードを行う必要はない。また、アプリケーションの性能に影響を与えないため、エンドユーザーに存在を意識させず、追加コストなしで利用できる(今後のリリースでは、独立したライセンスモジュールとして購入が必要になる可能性もある)。
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・日本セーフネット
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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