JetBrainsは、Python IDEの最新バージョン「PyCharm 3.0」を、25日にリリースした。「PyCharm 3.0」は、無料でオープンソースの「コミュニティエディション」と、フルセット版の「プロフェッショナルエディション」を用意している。
「PyCharm 3.0」では新機能として、SQLAlchemyのサポート、WebフレームワークのPyramidとweb2pyのサポート、内蔵ターミナル、設定可能なlanguage injectionsを追加するとともに、PythonおよびDjangoコード解析と、PyQtおよびPyGTKコード解析の改善を追加した。
新たに登場した「コミュニティエディション」は無料で使用可能で、オープンソース(Apache 2.0ライセンス)を採用する。純粋なPythonのコーディング、コード補完、リアルタイムのコード解析、リファクタリング、ローカルデバッガ、テストランナー、virtualenv、VCS連携などの機能を備えている。
「プロフェッショナルエディション」は、「コミュニティエディション」のすべての機能に加えて、広範にわたる最新技術、Django、Flask、GAE、SQLAlchemy、Pyramid、web2pyやその他のフレームワークやツールキットをサポートする。バージョン3.0からは、これらのフレームワークに特化したスマートなコード解析やローカルターミナルを搭載している。
なお、2012年9月以降に前バージョンを購入したユーザーは、無料でバージョン3.0にアップグレードできる。
【関連リンク】
・JetBrains(英語)
・「PyCharm 3.0」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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