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「Zend Server Ver 6.1」チュートリアル

「Zend Server 6.1」フリー版の日本語化と、PHPアプリの運用監視に便利な機能

「Zend Server Ver 6.1」チュートリアル 後編

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 前回は、Zend Serverの概要説明からインストール手順までを紹介しました。今回は、日本語環境向けの設定方法や、Zend Serverに用意されている便利な機能などを解説します。

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管理コンソール

 管理コンソールには、Zend Serverをコントロールするための多くの機能が搭載されており、Firefox、Google ChromeおよびSafariなどのブラウザで動作します。アクセスするには、ブラウザにhttps://IPアドレス:10082/ZendServer/と入力します。サーバのIPアドレスが123.45.67.89なら、https://123.45.67.89:10082/ZendServer/です。

 一番上にはタブ形式で2段階のメニューが表示されます。各タブをクリックすると各機能にダイレクトにアクセスできます。

図1:管理コンソールのメニュー
図1:管理コンソールのメニュー
表1:管理コンソールのメニューおよびタブ
1段目 概要
Overview
イベント発生状況を表示する Eventsタブなど、
Zend Serverの情報を表示するタブが集められています。
Applications
ライブラリを管理する Librariesタブなど、
アプリケーションに関する設定を行うタブが集められています。
Configurations
Components タブなど、Zend Serverの
各機能を設定するタブが集められています。
Administration
管理コンソールで行われた変更を記録する Audit Trail タブなど、
Zend Serverそのものの監視や設定を行うタブが集められています。

 管理コンソールの右上には、ツールバーが表示されます。

図2:管理コンソールのツールバー
図2:管理コンソールのツールバー
表2:ツールバーの内容(左から順に)
項目 内容
権限 ログイン中のユーザの権限を表示
サーバ時刻 サーバの時刻を表示
通知センタ Zend Serverの問題や通知メッセージを表示
再起動 Zend Serverを再起動
ログアウト 管理コンソールをログアウト
ヘルプ オンラインヘルプ(英語)

環境設定

 それでは、Zend Serverの設定を始めましょう。最初に無償で使用を続けるための設定を行い、次に日本語環境のための設定、最後にZend Frameworkのバージョンを更新します。

 これらはすべてGUI画面から行うことができます。

PHP環境の表示

 PHPの環境を把握するためには、phpinfo関数がよく使用されます。Zend Serverでは、OverviewのServer Infoタブをクリックします。phpinfo関数の出力とほぼ同様に使用できます。Zend Serverおよび同梱しているZend Frameworkなどのバージョンも確認できるよう拡張されています。何か問題があれば、Server Infoタブで設定状況を確認してください。

図3:PHP環境の表示
図3:PHP環境の表示

コンポーネントの状況確認および設定

 第一章の機能概略で触れましたが、Zend Serverの機能は、コンポーネントとして実装されています。各コンポーネントの設定は、ConfigurationsのComponentsタブで行います。各コンポーネントの状況が一覧で表示され、必要に応じて有効または無効に変更できます。各コンポーネントをクリックすると設定が表示されます。これらの変更後はZend Serverの再起動が必要です。

図4:Zendコンポーネント
図4:Zendコンポーネント
表3:コンポーネントのStatus(状況)
表示 内容
Loaded ロードされました。有効です。
Off 無効です。
N/A インストールされていません。
Pending 設定がまだ反映されていません。再起動が必要です。
Error 何らかの理由でロードできません。
図5:各コンポーネントの設定(Zend Optimizer+の例)
図5:各コンポーネントの設定(Zend Optimizer+の例)

評価期間終了に備えた設定

 Zend Serverの評価期間が終了すると、エラーになるコンポーネントが2つあります。無償で使用し続けるには、Zend Job QueueとZend Page Cacheを無効にする必要があります。この2つのコンポーネントの左横のチェックボックスにチェックをつけた後、画面左上にあるDisableボタンを押します。再起動をうながすメッセージが表示され、画面右上のツールバーの再起動アイコンがだいだい色になります。再起動アイコンをクリックします。

 正常に完了すると、2つのコンポーネントのStatusはOffになり、再起動アイコンは灰色に戻ります。

図6:設定完了後のZendコンポーネント
図6:設定完了後のZendコンポーネント

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この記事の著者

吉田 悟(コネクト株式会社)(ヨシダ サトル(コネクトカブシキガイシャ))

主にSIer向けにPHPおよび商用データベースのトラブル時の調査とテクニカルサポートを担当しています。http://www.konekto.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7494 2013/11/21 14:00

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