米Adobe SystemsのShazron氏は、モバイル開発プラットフォーム「Apache Cordova」(PhoneGap)に関する自身のブログの9月18日(現地時間)付の記事において、「Cordova」のiOS 8への対応状況について解説した。
記事によると、現バージョンの「Cordova」はiOS 8に対応しているものの、未だにiOSの既存のブラウザコンポーネント「UIWebView」を使用しているという。
なお、「Camera」「Geolocation」「StatusBar」「Contacts」プラグインを使用したアプリについては、プラグインをアップデートしてアプリの再ビルドを行い、iOS 8対応版としてアップデートリリースする必要がある。
さらに、アプリにおいてCDV_IsIPhone5マクロや、JavaScriptのWebインスペクタを使用している場合は、深刻な問題を引き起こす可能性があるが、これらの問題はバージョン3.7.0で解消されている。
最新のiOSブラウザコンポーネントである「WKWebView」への対応については、現在対応を進めているものの、「WKWebView」に存在する深刻なバグの影響によって、「file://」形式のURLを読み込めないとのこと。
【関連リンク】
・Apache Cordova
・「Shazron's Cordova (aka PhoneGap) Blog」(英語)
・「Shazron's Cordova (aka PhoneGap) Blog」の当該記事(英語)
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