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60%高速になったCPU、増加されたメモリ、ローカルSSDディスクを伴ったAzure VMの新Dシリーズ

連載:ScottGu's Blog翻訳

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2014/10/01 14:00

 本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。

 原典:New D-Series of Azure VMs with 60% Faster CPUs, More Memory and Local SSD Disks

はじめに

 今回Microsoft Azureの新しいVMサイズセットをリリースしましたことを発表させていただきます。これらのVMサイズは、すべてのAzureのお客様がすぐにご利用いただけます。

 VMの新しいDシリーズは、Azure仮想マシンとAzureクラウドサービスの両方で使用できます。より高速なvCPU(Aシリーズに比べ約60%速い)だけでなく、より多くのメモリ(112GBまで)、またすべての新しいVMサイズでより高速なI/Oの読み書きが可能になるローカルのSSDディスク(800GBまで)も備えています。

 現在利用可能な新しいVMサイズには、以下のものがあります。

汎用DシリーズVM
名前 vCore メモリ(GB) ローカルSSDディスク(GB)
Standard_D1 1 3.5 50
Standard_D2 2 7 100
Standard_D3 4 14 200
Standard_D4 8 28 400
ハイメモリDシリーズVM
名前 vCore メモリ(GB) ローカルSSDディスク(GB)
Standard_D11 2 14 100
Standard_D12 4 28 200
Standard_D13 8 56 400
Standard_D14 16 112 800

 価格については、仮想マシン価格設定の詳細をご確認ください。

ローカルSSDディスクおよびSQLサーバーバッファプール拡張

 VM上の一時ドライブ(WindowsではDドライブ、Linuxでは/mntまたはL/mnt/resource )は、DサービスVM上に公開されたSSDにマップされ、MongoDBのような複製されたストレージワークロードや、そのユニークなバッファプール拡張(BPE)機能を有効にしてSQL Server 2014のパフォーマンスを大幅に増加させる場合に、非常にすばらしいオプションを提供します。

 SQL Server 2014のバッファプール拡張機能を使用すると、ローカルSSDディスクのメモリでSQLエンジンバッファプールを拡張することができ、SQLワークロードのパフォーマンスが大幅に改善されます。バッファプールは、高速な読み取りに対してデータページをキャッシャするのに使用されるグローバルメモリリソースです。以下のたった4行の簡単なT-SQLクエリで、アプリケーションのコードを変更することなく、DシリーズVMのSSDを伴うバッファプールのサポートを有効にすることができます。

ALTER SERVER CONFIGURATIONSET BUFFER POOL EXTENSION ONSIZE = <size> [ KB | MB | GB ]FILENAME = 'D:\SSDCACHE\EXAMPLE.BPE'

 アプリケーションでコード変更する必要はなく、すべての書き込み操作はAzureストレージに永続化されたVMドライブに継続して保存されます。BPEの設定および使用方法の詳細はここでご確認いただけます。

DシリーズVMを使用して開始

 すぐに新しいDシリーズVMサイズを使用して開始できます。現在のAzure管理ポータルおよびプレビューポータル経由、またAzure管理コマンドライン/スクリプト/APIから、簡単に作成および使用することができます。

 Dシリーズについては、より詳細に書かれているこの投稿またはAzureドキュメントセンターをご確認ください。

 Hope this helps,

 Scott



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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト Chica(チカ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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