解説
プログラミング言語には、似たような基本的な処理が入っているものです。そういった処理があることを知っていれば、新しいプログラミング言語に触れた場合も、目的の機能を探しやすくなります。
そういった処理の一つに、文字列の処理があります。そして、多くのプログラミング言語は、似たような名前の関数になっています。
今回は、文字列と文字コードの相互変換を扱います。
プログラミングでは、文字列の各文字を、文字コードに変換してから処理をすることがあります。また、処理結果をもとに、文字列を組み立てることもあります。
そのため、文字列と文字コードの相互変換を行うための関数が用意されていることが多いです。ここでは、JavaScriptを例に取り、処理の説明を行います。
以下、JavaScriptの例です。
// 指定位置の文字の文字コードを取得 var str = "あいうえお"; var res = str.charCodeAt(2); console.log(res); // 「12358」と出力 // 複数の文字コードから、文字列を組み立てる var res = String.fromCharCode(12358, 12359, 12360); console.log(res); // 「うぇえ」と出力
こういった処理を利用することで、文字列内の文字を1文字ずつ確かめたあと、別の文字に変換するといった処理を行うことができます。
以下、全角のアルファベットを1文字ずつ取り出し、その文字コードをもとに、半角のアルファベットに変換する処理を書きます。
アルファベットの文字コードは、全角も半角も連続して並んでいます。そのため、その先頭の「A」の文字コードの差を求めておけば、相互に変換することが可能です。
// 全角Aと半角aの差をとる
var dif = "A".charCodeAt(0) - "a".charCodeAt(0);
// 全角大文字アルファベットの文字列
var zen = "ABCDEFGHIJKLMN";
// 半角小文字アルファベットの文字列
var han = "";
// 各文字の文字コードを取り出して、半角アルファベットを作成する
for (var i = 0; i < zen.length; i ++) {
var n = zen.charCodeAt(i);
han += String.fromCharCode(n - dif);
}
console.log(han); // 「abcdefghijklmn」と出力
サンプル
今回は、解説中でコードを示したのでなしです。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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