Oracleは、Javaアプリケーションサーバのパフォーマンスベンチマークで世界記録を達成したと発表した。
米Oracleは19日、Javaアプリケーションサーバのパフォーマンスベンチマークで世界記録を達成したと発表した。
使用した製品は「Oracle Application Server 10g Release 3」で、32基のデュアルコア「IntelR Itanium 2 1.6GHz」プロセッサを搭載した1台の「HP Integrity Superdome」サーバ上で実行された。J2EEアプリケーション・サーバは、各々が2基のデュアルコア「IntelR Itanium 2 1.6GHz」プロセッサを搭載した11ノードの「HP Integrity rx3600」サーバで構成。
この環境下でベンチマークは6812.79JOPS@Standard(jAppServer Operations Per Second)をたたき出した。この数値はBEA WebLogicが記録した6662.98JOPS@Standardを上回り、IBM WebSphereが記録した4368.02JOPS@Standardよりも55%も高いパフォーマンスを意味する。
ベンチマークには「SPECjAppServer2004」が使われた。これはSPEC(Standard Performance Evaluation Corporation:標準性能評価法人)が策定したWebアプリケーションベンチマークの最新規格。SPECjAppServer2004に基づく記録の一覧は以下のWebサイトを参照のこと。
プレスリリース
英語:Oracle Application Server 10g Release 3 on HP Servers Sets World Record with Java Application Server Performance Benchmark
邦訳:「Oracle Application Server 10g Release 3」がHPサーバー上でJavaアプリケーション・サーバーのパフォーマンス・ベンチマークの世界記録を達成
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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