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jQuery UI/プラグインの活用

星5つ! 評価を表示・入力できるスター表示プラグインRateIt

「jQuery プラグイン」の利用(27)

利用例:Web APIから商品の評価を取得して表示

 最後により実践的なサンプルとして、Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo!ショッピングWeb API」で取得した商品の評価(レビュー平均)をRateItで表示する例を紹介します。Web APIはjQueryのajaxメソッドでリスト6のように呼び出します。ここで変数appidはAPIを呼び出すために必要となるアプリケーションIDで、Yahoo!デベロッパーネットワークで取得できます。queryは画面で入力された検索文字列です。

リスト6 Web APIで商品情報を検索(006_RateIt_6.html)
var ajax = $.ajax(
    "http://shopping.yahooapis.jp/ShoppingWebService/V1/json/itemSearch",
    {
        type: "POST",
        cache: false,
        dataType: "jsonp",
        data: {
            appid: appid, // アプリケーションID
            query: query  // 検索文字列
        }
    }
);

 APIから検索結果が取得できた時の処理はリスト7のようになります。

リスト7 商品情報の検索結果をWebページに表示する処理(006_RateIt_6.html)
// API成功時の処理
ajax.done(function(data, textStatus, jqXHR){
    // 検索結果表示欄をクリア
    searchResult.html("");

    // 検索結果と結果数を取得 ...(1)
    var result = data["ResultSet"]["0"]["Result"];
    var resultCount = data["ResultSet"]["totalResultsReturned"];

    // 検索結果を出力
    for (var i = 0; i < resultCount; i++) {
        // 検索結果から商品情報を取り出し ...(2)
        var elem     = result[String(i)];
        var imageUrl = elem.Image.Small;  // 画像URL
        var prodUrl  = elem.Url;          // 商品URL
        var prodName = elem.Name;         // 商品名
        var prodRate = elem.Review.Rate   // レビュー平均

        // RateItを設定するdiv要素のID
        var rateItId = "rateit" + i;

        // 検索結果のHTMLを出力 ...(3)
        var appendElem =
          "<div>"
        + "  <div class='photo-and-rate'>"
        + "    <img src='" + imageUrl + "' class='thumb' /><br/>"
        + "    <div id='" + rateItId + "' />" // RateItのdiv要素 ...(4)
        + "    <br/>" + prodRate
        + "  </div>"
        + "  <a href='" + prodUrl + "'>" + prodName + "</a>"
        + "</div>"
        + "<div class='separator'/>";
        searchResult.append(appendElem);

        // RateItを設定 ...(5)
        $("#" + rateItId).rateit({
            value: prodRate,
            readonly: true
        });
    }
});

 APIの戻り値はJavaScriptオブジェクトdataに格納されるため、(1)の処理でdataから検索結果resultとその個数resultCountを取得します。(2)で検索結果から商品情報を取り出し、(3)でHTMLに整形して出力します。このときRateItを設定するdiv要素を(4)で準備しておき、(5)でRateItを用いてレビュー平均の数値を出力しています。

 リスト6、リスト7のページで検索を実行すると、商品のレビュー平均がRateItによりスターで表示されます。

図7 製品のレビュー平均をRateItでスター表示(006_RateIt_6.html)
図7 製品のレビュー平均をRateItでスター表示(006_RateIt_6.html)

まとめ

 本記事では、アプリやサービスなどの評価をスターで表示・入力するUIを実現するjQueryプラグインとしてRateItを紹介しました。このプラグインを使用すれば、ショッピングサイトやレビューサイトで利用者の評価を表すスターのUIを容易に実現できます。CSSによるデザインの変更機能や、各種JavaScriptメソッド・イベントを備え、利用目的に応じた幅広いカスタマイズが可能な点も魅力です。

参考資料

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト  吉川 英一(ヨシカワ エイイチ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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