ハイヤールーは、エンジニアとAIエージェントの協働の質を測る独自指標「AI協働力」の評価設計を、8月25日に無償公開した。本指標は116万件超の評価データに基づき、AI協働のプロセスを5つの領域・13の評価観点で標準化している。

AI協働力は、コーディング試験の実データをもとに設計されており、評価の対象はAIが生成した成果物ではなく、エンジニアによるAIへの指示や判断などの行動プロセスとなる。具体的な評価領域は「意図の仕様化」「環境構築」「共同推論」「実行の統制」「出力の品質保証」で構成され、それぞれについて明確な検出条件とルーブリックが公開されている。
同社の評価データにおける平均スコアを見ると、「共同推論」(AIとの対話で問題を解決する力)は48.6%と最も低く、一方「実行の統制」(69.7%)や「意図の仕様化」(67.3%)は高い傾向にある。多くのエンジニアが要件の伝達や結果の管理はできているが、AIと共同で問題を掘り下げて解決精度を高める点で課題が見られるという。

同社は評価設計の全容を解説したホワイトペーパー(PDF)を無償で提供しており、あわせて「AI協働力は量から質へ」をテーマとしたオンラインセミナーの開催も、9月3日に予定している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営する開発者のための情報メディアです。日々の開発に取り組むエンジニアやテクノロジーを学びたい方に向けて、プログラミングやAI活用、開発ツール、エンジニアの学びとキャリアに関する記事をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
