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コードの健康状態を保て! Jenkinsとtestemを使って、JavaScriptで継続的インテグレーション(CI)を行う

JavaScriptでテストを書こう! 第7回

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2015/01/27 14:00
目次

Jenkinsとtestemをつなげてみよう

 Jenkinsとtestemの準備ができました。ではそれぞれつなげて実行してみましょう。

JenkinsにTAPプラグインのインストール

 まずは、testemのCIモードの実行結果を取得できるように、JenkinsにTAPプラグインをインストールします。Jenkinsの管理 -> プラグインの管理 ->利用可能タブ にアクセスし、tapプラグインにチェックを入れ、インストールボタンを押下し、Jenkinsを再起動してください。

図10 tapプラグインインストール
図10 tapプラグインインストール

Jenkinsのプロジェクトを作成する

 Jenkinsのプロジェクトを作成します。ジョブ名「JavaScriptのテスト」「フリースタイル・プロジェクトのビルド」を選択し、プロジェクトを作成します。

図11 プロジェクトの作成
図11 プロジェクトの作成

Jenkinsのプロジェクトの設定を行う

 プロジェクトの設定を行います。以下の手順で行います。

1)testem実行コマンドの設定

 ビルド手順の追加 -> Windowsバッチコマンドの実行 を押下し、以下のスクリプトを追加します。testemコマンドのパスを指定しているのは、Jenkins上ではパスが通っていない場合があるため指定していますので、環境ごとに読み替えてください。%WORKSPACE%は、Jenkinsに作成したプロジェクトの作業ディレクトリのパスが環境変数で指定されています。

リスト11 testem実行コマンドの設定
cd C:\testem\
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\npm\testem ci -f testem.json > "%WORKSPACE%\result.tap"

2)TAPの読み込むファイルの設定

 ビルド後の処理 -> Publish TAP Results を押下し、テスト実行後に読み込むTAPファイルを指定します。

リスト12 testem実行コマンドの設定
result.tap
図12 Jenkinsの設定
図12 Jenkinsの設定

ビルドの実行

 ではビルドを実行してみましょう。テスト結果がOKになるとTAP Extended Test Resultsにテスト結果が表示されています。これでテストが実行される環境が整いました。

図13 Tapのテスト結果
図13 Tapのテスト結果

最後に

 今回はJavaScriptでのCIについて解説しました。開発者個人としてテストを書き実行してコーディングを行うことはもちろん、チーム開発では常に統合を行うことも重要ですので、是非チームで取り入れてください。

 これまで7回にわたって、JavaScriptのテストについて連載してきましたが、今回で終了です。テストや継続的インテグレーションはJavaScriptにかぎらず必ず必要になる考え方ですので、多くの現場で活かしていただけると幸いです。またどこかでお逢いいたしましょう!



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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト 安西剛 (ヤスニシ ツヨシ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

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