本記事の環境
本記事は以下の環境で開発を進めております。
- 開発OS:Windows OS(UnityはMac OSでも同様に開発可能)
- Unity:4.6
- 開発言語:C#
- IDE:Visual Studio 2013 + Visual Studio Tools for Unity(標準のMono Developでも可)
OSについてはWindowsを利用しますが、Macでも同様に開発可能です。IDEにVisual Studioを利用しますが、標準のMonoDevelopでもコードは変わりません。
サンプルプログラムは本記事開始時(第8回終了直後)のプロジェクトが「project_009_start.unitypackage」、終了時点のプロジェクトが「project_009_end.unitypackage」となります。
記事開始時点の状態にする
本記事の開始時点の状態から開発を開始する方法を紹介します。
project_009_start.unitypackageのダウンロード
project_009_start.unitypackageをダブルクリックすることで、既存のプロジェクトにproject_009_start.unitypackageが読み込まれます。
新規プロジェクトで開始する場合は、新しいプロジェクトを作成したのち、上部メニューの「Assets」→「Import Package」→「Custom Package」でproject_009_start.unitypackageを読み込んでください(プロジェクトは2Dで作成してください)。
IDEにVisual Studioを利用しない場合はImport時にUnityVSのチェックを外してください。
以上で本記事開始時の状態のプロジェクトが開かれます。
今回作成するサンプルを実行する
今回作成する内容を実行すると以下のようになります。コードを書き始める前にゴールを確認しておくと理解しやすくなると思います。
サンプルでは床の上を移動するハムスターを確認できます。ただし、キャラクターが床の端に行くと透明な何かに引っかかるなど、完成版ではありません。
- 今回作成するものを確認する(Unity Playerプラグインを許可する必要があります)
Visual Studio Communityについて
これまで無償で利用できたVisual Studio Expressエディションではアドオンのインストールができなかったため、Visual Studio Tools for Unityを利用することができませんでしたが、2014年11月に公開されたVisual Studio Communityエディションでは有償のVisual Studio Professional相当の機能が利用可能となり、Visual Studio Tools for Unityも利用可能になりました。
Unity開発においても、ぜひVisual Studio Tools for Unityの利用を検討してみください。