エンバカデロ・テクノロジーズは、同社が協賛し、Dimensional Researchが2014年12月に世界各国のソフトウェア開発者やマネージャを対象に実行した「IoTに接続するソフトウェアに関する開発者向け調査」の結果を、2月12日に発表した。
調査によれば、約半数の49%が、2015年末までの時点でIoTソリューションがビジネス効果を生み出すと見込んでおり、開発チームの77%が、開発チームのビジョンや顧客の要求によって、IoTソリューションの開発に積極的に取り組む、と回答している。
IoTソリューションの用途に関する質問では、50%がビジネス専用と答えており、ビジネスとコンシューマの双方と回答した人と合わせると84%に達し、コンシューマ専用と答えた16%を大きく引き離した。
IoTソリューションの開発では、モバイルアプリ、デスクトップアプリ、データベース、クラウドサービス、エンタープライズアプリケーション、ミドルウェア、他のIoTデバイスなど、複数のシステムとの相互接続が想定されており、72%のIoTデバイスが相互接続のために複数の技術を用いて通信を行っている。
このほか、今後のIoTソリューションにおけるユーザーエクスペリエンスについての質問では、97%のソリューションがセンサやGPS、音声、視線、ジェスチャーなど非従来型入力に対応し、37%がバーチャルリアリティ、触覚フィードバック、聴覚といった非従来形の情報提示手法を用いるなど、ユーザーエクスペリエンスの大きな変化の到来が明らかになった。
【関連リンク】
・エンバカデロ・テクノロジーズ
・「IoTに接続するソフトウェアに関する開発者向け調査」全文のダウンロード
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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