メディア:コンテンツ保護サービスの一般公開
今月初旬、Azureメディアサービスの新しいコンテンツ保護サービスの一般公開をリリースしました。これは、すべてのお客様に対して、エンタープライズグレードSLAにより裏付けされています。
貴重なメディアコンテンツを保護する重要性を理解しており、堅牢な新しいDRM提供では、PlayReadyライセンス配信およびAES 128ビットキー配信サービスで静的および動的な暗号化の両方を備えています。メディア配信で動的に暗号化することも、コンテンツ処理ワークフロー中に静的に暗号化することも可能で、コンテンツ保護オプションはライブおよびオンデマンドのどちらのワークフローでも使用できます。
機能および価格の詳細については、メディアサービスコンテンツ保護のブログ投稿、メディアサービス価格設定Webページ、またはこのセキュリティメディアの記事をご確認ください。
管理:Azureリソースマネージャの一般公開
今月初旬、新しいAzureリソースマネージャの一般公開に到達し、現在サービスのワールドサイドSLAを提供しています。Azureリソースマネージャは管理機能のコアセットを提供しており、それらはMicrosoft Azureプラットフォームの基礎であり、すべてのAzureサービスに対して新しい展開と管理モデルの基礎を形成します。Azureソリューションを展開また管理するためにAzureリソースマネージャを無償で使用できます。
Azureリソースマネージャは、エンタープライズグレードの認証および承認機能とともに、Azureで実行中のアプリケーションを管理するシンプルでカスタマイズ可能な方法を提供します。利点には以下のものがあります。
アプリケーションライフサイクル境界:Azureリソースマネージャは、リソースグループと呼ばれる展開コンテナを提供し、その中で展開されたリソース/サービスのライフサイクル境界となり、含まれているサービスを簡単に展開、管理、可視化できるようにします。そのため、アプリケーションのパーツをそれぞれ展開してから、手動でそれらつなぎ合わす必要がなくなりました。リソースグループコンテナは、1クリックで展開し、1回の操作でアプリケーション全体を取り壊せます。
エンタープライズグレードのアクセス制御:OAuthとロールベースアクセス制御(RBAC)は、ネイティブにAzure管理に統合されるようになり、リソースマネージャがサポートしているすべてのサービスに一貫して適用されます。また、後で監査できるように、これらのサービス上で実行されたアクセスや操作も自動的に記録されます。現在、豊富なプラットフォームやリソースの特定ロールが一式使え、サブスクリプション、リソースグループ、リソースレベルで適用できるので、組織内で誰にどの操作のアクセス権を与えるのか細かく制御できるようになりました。
リッチなタグ付けと分類:Azureリソースマネージャは、リソースグループや含まれているリソースのメタデータタグをサポートしており、このタグ付けを使用して、管理、請求、監視などのニーズに適した方法でオブジェクトをグループ化できます。例えば、特定のリソースやリソースグループに"開発/テスト"という印をつけて、リソースをフィルタリングする時や、組織内でグループ毎に異なる請求をする時に使用できます。これは、特に大企業に対して、部門毎のアプリケーション、サブスクリプション、請求データの管理および監視に必要な力をより合理化された形で提供します。
宣言型展開テンプレート:新しいAzureリソースマネージャは、不可欠なAPIおよび宣言型テンプレートモデルをサポートしており、どちらもAzure上でリッチな複数層のアプリケーションを展開するのに使用できます。これらのアプリケーションは、複数のAzureサービス(IaaSおよびPaaSベースのサービスを含む)から構成することができ、その中でパラメータや接続文字列を引き渡すことができます。例えば、1つのテンプレートを使用して、SQL DB、Webサイト、VMを宣言的に作成し、自動的にそれらの間を特定の接続文字列の詳細で接続できます。
詳細について
Azureリソースマネージャの詳細については、以下のリソースを参照して頂き、すぐに開始してみてください。
- AzureリソースマネージャREST APIリファレンス
- Azureリソースマネージャテンプレート言
- リソースマネージャでWindows PowerShellの使用、またAzureリソースマネージコマンドレットの使用
まとめ
今回のMicrosoft Azureのリリースで、数多くの素晴らしい新しいシナリオが可能になり、クラウドでホストされたアプリケーションの構築がさらに簡単になります。
まだAzureアカウントをお持ちでなければ、無償トライアルにサインアップして、上記機能をすぐにお試しいただけます。アプリの構築方法などの詳細は、Microsoft Azure Developer Centerで確認してください。
Hope this helps,
Scott
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