高速HTTPパフォーマンス
ASP.NET 5はモジュール化された新しいHTTP要求パイプラインを導入しているので、必要なコンポーネントのみ追加することができます。パイプラインもSystem.Webにもはや依存していません。パイプライン内のオーバーヘッドを軽減することで、アプリではより良いスループットとより調整されたHTTPスタックを体験できます。新しいパイプラインは多くがKatanaプロジェクトから習得したものに基づいており、OWINもサポートしています。
パイプラインで使用されるコンポーネントをカスタマイズするには、StartupクラスでConfigureメソッドを使用してください。Configureメソッドは、要求パイプラインで“使用“したいミドルウェアを指定するために使用されます。ASP.NET 5には、静的ファイル、認証、診断のためのミドルウェアのように、Katanaプロジェクトから移植された多くのミドルウェアバージョンが既に含まれています。以下では、プロジェクトへのパイプラインに対して追加または削除できるいくつかの機能を示しています。
public void Configure(IApplicationBuilder app) { // Add static files to the request pipeline. app.UseStaticFiles(); // Add cookie-based authentication to the request pipeline. app.UseIdentity(); // Add MVC and routing to the request pipeline. app.UseMvc(routes => { routes.MapRoute( name: "default", template: "{controller}/{action}/{id?}", defaults: new { controller = "Home", action = "Index" }); });
また、独自のミドルウェアコンポーネントを書いて、パイプラインに追加することもできます。
オープンソース
GitHub上でオープンソースプロジェクトとしてASP.NET 5を開発しています。コードを表示し、変更部分を確認したら、そのコードをダウンロードし、変更を送信することができます。ASP.NET 5をオープンソースにすることで、みなさんがコードを理解し、意図する方向を理解し、プロジェクトに貢献するということを容易にすると考えています。
ドキュメントとチュートリアル
ASP.NET 5を使用開始するには、http://asp.net/vnextでASP.NETサイト上のドキュメントおよびチュートリアルを確認してください。以下のチュートリアルは、はじめてのASP.NET 5プロジェクトを作成する手順になります。
今週予定しているその他のASP.NETとWeb開発の改善については、この記事を読んでください。
Hope this help,
Scott