チェコのJetBrainsは、Java統合開発環境の最新版となる「IntelliJ IDEA 14.1」を、3月24日(現地時間)にリリースした。
「IntelliJ IDEA 14.1」では、新機能として既存のリファクタリングにメソッドの抽出、静的リンクの作成、シグネチャの変更、安全な削除を追加した「Extract Functional Parameter」リファクタリングや、Windows/Linux向けのHiDPIサポートである「Distraction Free Mode」を搭載している。
変更点としては、Android Studioの最新機能の導入や、Groovyのさらなる高速化、Gradleツールウィンドウの再実装、GitおよびMercurialのログ閲覧機能の強化、より充実したSpring Bootのサポートと、Bnd/Bndtoolsの初歩的なサポート、Dockerの初歩的なサポート、Database toolsにおけるスキーマ切り替えなどの追加、equals/hashCodeとgetter/setterメソッドによるテンプレートへのカスタマイズ機能の追加などを行った。
このほか、「IntelliJ IDEA 14」ではデバッガ機能として組み込みのデコンパイラを搭載している。
【関連リンク】
・JetBrains(英語)
・「IntelliJ IDEA」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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