米Microsoftは、オープンソースのプログラミング言語TypeScriptの最新アルファ版となる「TypeScript 1.5 Alpha」を、3月27日(現地時間)にリリースした。
「TypeScript 1.5 Alpha」は、「TypeScript 1.5」正式版に搭載される機能の多くを備えており、ECMAScript 6(ES6)への対応強化、デコレータ、「Sublime Text plugin」の3つを新たに追加している。
ES6への対応の強化では、新たにモジュール、分配束縛に対応するとともに、for-ofのサポート、let/constのES5へのコンパイル、ユニコードのサポート、ES6出力モードなどの変更を行った。
Microsoftでは、ES7の策定にあたって、Angular、Ember、Aureliaの各開発チームとともにデコレータを提案しており、「TypeScript 1.5 Alpha」でもデコレータをサポートしている。
このほかの新機能としては、TypeScript上でテキストエディタのSublime Textを使えるようにするプラグイン「Sublime Text plugin」を搭載する。「Sublime Text plugin」は、Sublime Text3/2の両方に対応し、Windows/Mac OS X/Linuxいずれでも利用できる。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・TypeScript(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です