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勉強会レポート

DeNA南場智子氏がサービス開発の悟りを講演「UXをまず作り込む。ビジネスモデルやマーケティングは後でいい」

UIデザイナー向けイベント「UI Crunch Under25」基調講演


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ユーザーはもちろん社員にも「喜んでもらった瞬間」が一番うれしい

ということで、今日は3つの話をしました。「Permission型からPermissionless型へ」「Strategy drivenからUI/UX drivenへ」、そして「セグメント最適化から個別最適化へ」。この3つっていうのが、今私が大きなうねりとして感じているメガトレンドであります。完全なフロンティアだというふうに感じています。

3つのメガトレンド
3つのメガトレンド

で、その中でも最後のところも含めてですね、「やっぱりクリエイティブ、そしてデザインっていうのが我が社のそのサービス開発に中心になってくる」っていう考えは、ここから出ています。この大きな3つのトレンドを遅れずに、世界の最先端を切って極めていきたいと。それができないとむしろ、DeNAって会社に将来はないと、いうところからですね、経営会議じゃない、役員じゃない、ものを作る人たちだと。そして、その中でもクリエイティブだと。デザインだと。UXだUIだと。というところ(を伝えたいと思ったの)で、本来私はあんまり出てこないんだけれども、このイベントにですね、お願いして出させてもらったというところであります。

えーっと、いろいろ話をしたんですけれども、私の個人的な理屈っぽい話をしたんだけれども、ぐちょぐちょ理屈を言うんだけれども、やっぱり私は、ユーザーにどれほどよろこんでもらえるのか。そして、喜んでもらった瞬間が一番うれしいんだよね。Delightしてもらった瞬間が一番Delightできる。自分も。

だからDelightが大事。Delightは自分たちのDelightにとっても大事。そして、そのDelightを届けるためにいかに——これまでのような頭でっかちではなくて——UX/UI、デザインが中心的になっていったのか。だからDeNAもこの(スライドにあるような)笑顔を維持するために変わらなきゃいけない。そんな挑戦をしているところです。ありがとうございました。

DeNAの最初のサービス「ビッターズ」を公開した直後に撮影した写真。ブラウザで閲覧してみると、すでに1件の入札が入っていたという。「何万枚と社員の写真を撮ってきた写真の中でも、私が最も好きな写真です。本当に多くのことを私に教えてくれた瞬間なんですね。これがDeNAなんだと。これが自分が仕事をしている喜び(Delight)の源泉なんだ」(南場氏)
DeNAの最初のサービス「ビッターズ」を公開した直後に撮影した写真。ブラウザで閲覧してみると、すでに1件の入札が入っていたという。「何万枚と社員の写真を撮ってきた写真の中でも、私が最も好きな写真です。本当に多くのことを私に教えてくれた瞬間なんですね。これがDeNAなんだと。これが自分が仕事をしている喜び(Delight)の源泉なんだ」(南場氏)

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この記事の著者

市古 明典(編集部)(イチゴ アキノリ)

CodeZine編集部3年目の44歳。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より現職。9月から翌年2月まではNFL観戦のため、常時寝不足。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/9008 2015/10/06 12:24

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